「青汁で痩せる」というのを耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
確かに青汁は「健康によい」というイメージこそあるものの、本当に痩せるの?と思ってしまいますよね。
実際には青汁を飲んで痩せるということではなく、青汁に期待できる様々な効果を味方につけて無理なくダイエットすることで痩せることができるのです。
そこで今回は、青汁を飲むと痩せるといわれる理由から注意点などについて具体的に紹介していきます。
これから青汁を飲んでみたいと思っている方やすでに青汁を習慣的に飲んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
青汁とは
そもそも青汁とは、大麦若葉やケール、明日葉などの緑野菜を中心に絞った汁のことを言います。
最近は健康食品が注目をされており、青汁も人気アイテムとなっており、さまざまな商品が販売されています。
さらに青汁は、手軽に野菜の含まれている栄養素を獲れるので、健康食品として注目を集めており、青汁を飲んでいる方は増えてきています。
具体的に販売されている青汁の種類については、下記が挙げられます。
- 冷凍青汁
- 乾燥粉末青汁
- 錠剤タイプ
- ジュレタイプ(ゼリー状)
それぞれの青汁の種類について、特徴やデメリットを含めて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
冷凍青汁
冷凍青汁は、収穫した際に冷凍で保存することによって、新鮮な栄養素が手軽に摂取することが可能です。
冷凍青汁のメリットとしては、旬搾りの青汁なので、美味しく継続的に続けることができます。
さらに、冷凍なので長期保存ができるメリットもあります。
デメリットとしては、他の青汁商品と比べて値段が高い傾向なので、あらかじめ注意が必要です。
乾燥粉末青汁
乾燥粉末青汁については、青汁商品のほとんどが乾燥粉末青汁で、値段が安く気軽に始めることができます。
青汁を習慣的に飲んでいる方のほとんどは乾燥粉末青汁が主流です。
乾燥して粉末にすることで、原料の特性を壊さないようにすることができ、水にも溶けやすく飲みやすい特徴があります。
乾燥粉末のデメリットについては、商品によって多少異なりますが、熱に弱く青汁本来の栄養素よりも下がってしまっている場合があります。
錠剤タイプ
錠剤タイプの青汁については、サプリメントのように青汁の栄養素が錠剤に凝縮されている特徴があります。
メリットとしては、青汁が苦手な方でも効率良く栄養素を摂取することができ、保存する際にも場所が必要ないことが挙げられます。
しかし、錠剤になっているため、栄養素の吸収が遅く、錠剤にするために「結合剤」を使用している場合があるので、あらかじめ注意が必要です。
ジュレタイプ(ゼリー状)
ジュレタイプの青汁については、スティックタイプのゼリーで、個別包装がされているため、持ち運びがしやすいという特徴があります。
基本的にはゼリー状なので、青汁を水に溶いたりせずにそのまま食べることができるメリットがあります。
デメリットとしては、他の青汁商品と比較して食物繊維やミネラルが少ない傾向があります。
青汁を飲めば痩せる理由
青汁を飲めば痩せる理由について理解しておくことで、より効率良くダイエットをすることが可能です。
具体的な青汁を飲めば痩せる理由については、下記が挙げられます。
- 食物繊維
- 腸内環境を整える
- 満腹感が得られる
- 基礎代謝が上がる
それぞれの理由について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
食物繊維
食物繊維は腹持ちがよくダイエット効果があります。
具体的な食物繊維のダイエット効果については、主に下記3つが挙げられます。
- 脂質の排出を助ける
- 糖の吸収をゆるやかにする
- 脂肪の吸収を抑える
脂質の排出を助けるについては、脂質はタンパク質や炭水化物と同じように普段活動をする上で必要なエネルギー源になりますが、摂取しすぎると肥満の原因となるため、食物繊維は脂質の派出を助けることが可能です。
糖の吸収をゆるやかにするについては、食物繊維は粘着性があるため、胃腸をゆっくり通過するため、糖質の吸収を緩やかにすることができ、急な血糖値の上昇を抑える効果があります。
脂肪の吸収を抑えるについては、食物繊維を摂取すると、腸内で発酵することでダイエット効果があるとされている善玉菌を増やすことできるため、脂肪の吸収を抑えることにも効果が期待できます。
腸内環境を整える
腸内環境は老廃物の排出などを行うため、健康を維持する上で必要不可欠ですが、青汁を飲むことで、腸内の環境を良いバランスに保つことが可能です。
具体的に老廃物を身体の外に出すためには、十分な水分と青汁に含まれている食物繊維やミネラルなどの栄養素が必要となるため、青汁は効率良く腸内環境を整えることができます。
さらに、腸内環境を整えることで、便通も良くすることができるため、ぽっこりお腹で悩んでいる方にも青汁を飲むことをおすすめします。
満腹感が得られる
先ほども紹介しましたが、青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、満腹感を得ることができます。
満腹感を得ることによって、食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエット効果にもつなげることが可能です。
実際に青汁を飲むことによって、満腹感を得ることができてダイエットに成功することができた人も多くいる傾向です。
このように、食事を食べすぎてしまう方は、青汁を飲むことをおすすめします。
基礎代謝が上がる
基礎代謝とは、生命活動を維持するために必要なエネルギー量のことを指し、基礎代謝が上がることによってわずかな運動でも脂肪が燃焼しやすくなる特徴があります。
青汁には、さまざまな種類の栄養素が豊富に含まれているため、基礎代謝のアップが期待されています。
さらに基礎代謝をアップさせるためには、不規則な生活を改善することが必要なため、青汁を毎日継続的に飲むことで規則正しい生活にすることにも繋がります。
その他にも基礎代謝が上がることによって、下記2つの効果があります。
- 美容効果
- 冷え性改善
以下にてそれぞれの効果について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
美容効果
基礎代謝を上げることによって、血液の流れがよくなり、新鮮な栄養や酸素が細胞に運ばれて健康な肌状態を保つことができます。
リンパの流れも良くすることができるため、老廃物や余分な水分などが排泄されるため、むくみ防止にもつながります。
このように、むくみや肌荒れなどに悩んでいる方は、青汁を飲んで効率よく美容効果を得ることをおすすめします。
冷え性改善
基礎代謝をあげることによって、全身の血流の流れを良くするため、冷え性改善に効果的に働きます。
先程も紹介しましたが、基礎代謝が上がることによって血流の流れが良くなるので、結果的に冷え性にも効果的です。
また、基礎代謝が低い人は、摂取した栄養素をエネルギーに変換する効率が悪くなるため、脂肪になりやすいという特徴もあります。
青汁を飲むタイミング
青汁を飲むタイミングによって得られる効果が多少異なるため、あらかじめ飲むタイミングを理解しておくことをおすすめします。
また、毎日青汁を飲んでいても飲むタイミングが間違っていると期待している効果を得ることができない可能性があります。
具体的に青汁を飲むタイミングについては、下記4つが挙げられます。
- 肥満解消
- 美容効果
- 野菜不足
- 便秘解消
それぞれの青汁を飲むタイミングの種類について紹介していきますので、これから青汁を飲もうと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
肥満解消
肥満解消については、食事前に青汁を飲むことがおすすめです。
先ほども紹介しましたが、青汁に含まれている栄養素の中には炭水化物を食べても血糖値があがりにくくなる効果があるため、脂肪がのこりづらくなり肥満解消に繋がります。
肥満解消をするために、食事制限や糖質制限をしていると、栄養素が偏ってしまうため、一時的には体重を落とすことができてもリバウンドしてしまい、最悪の場合には痩せにくい身体になってしまう場合もあります。
青汁を飲むことで、栄養バランスを取りながらダイエットをすることができるため、効率よくダイエットをすることが可能です。
美容効果
美容効果を目的に青汁を飲む場合は、夜に飲むことで、効果を最大限に発揮することが可能です。
具体的な飲み方については、夕食と一緒に青汁を飲むことで、就寝している際に青汁に含まれている栄養素が肌の再生をサポートすることができます。
普段過ごしていると紫外線や乾燥などでダメージを受けた肌が再生することができるのは就寝中といわれているため、青汁を摂取してさらに効率よく肌の再生ができるようにしましょう。
野菜不足
普段食事を摂る上で野菜不足を気にしている方は少なくありません。
実際に、普段の食事だけでは栄養バランスは乱れやすいため、継続的に青汁を飲むことによって栄養バランスを整えることにも繋がります。
野菜不足解消に効果的なのは、朝起きたばかりの飲むことです。
眠っている間にエネルギーが消化されているため、朝はもっとも栄養素が吸収されやすいため、より効果的に栄養素を身体に行き渡せることが可能です。
便秘解消
便秘解消に効果的な飲むタイミングについても、朝に青汁を飲むことで、便秘に対してより効果的に働くことができます。
起床後に水の代わりにコップ1杯の青汁を飲むことで、青汁の水分と食物繊維が胃腸に働きをかけてくれるので、便通を改善することが可能です。
さらに、朝食としてヨーグルトと青汁を混ぜて食べることで、腸内の善玉菌を整えることができるため、便秘解消により一層効果があるとされています。
青汁を飲む際の注意点
青汁を飲む際の注意点をあらかじめ理解しておかないと、体調が悪くなってしまう可能性があるので、しっかりと理解しておくことをおすすめします。
さらに、青汁を間違った飲み方で飲んでしまうと、本来青汁にある栄養素を効率良く摂取することができなくなる可能性があります。
具体的に青汁を飲む際の注意点としては、下記3つが挙げられます。
- 飲みやすい味の青汁を選ぶ
- 飲み過ぎは注意
- 熱湯はNG
それぞれの注意点について紹介していきますので、これからはじめて青汁を飲む方は、ぜひ参考にしてみてください。
飲みやすい味の青汁を選ぶ
飲みやすい味の青汁を選ぶことで、習慣的に続けやすく飲むことができます。
人それぞれによって多少好みはありますが、具体的に飲みやすい味の青汁については、下記が挙げられます。
- 苦味が少ない
- 粉末が溶けやすい
- 後味がすっきりしている
- 野菜特有の臭みが少ない
どのような青汁を選べばいいのかわからないと思っている方であれば、上記の特徴がある商品を選ぶことをおすすめします。
飲み過ぎは注意
青汁に副作用はありません。ただ、すべての食品にも言えることですが、青汁を飲みすぎると多少個人差がありますが、体調不良になってしまう可能性があります。
青汁を過剰摂取することでビタミンなどが肝臓に蓄積がされて、肝障害が引き起こされる可能性があります。
最悪の場合は、肝臓に蓄積されたミネラルが悪さをして、肝切除になってしまう恐れがあるため注意が必要です。
しかし、青汁自体は肝臓に悪いわけではないので、過剰摂取をすることなく、適量を守って飲むことを心がけていれば、より健康的に栄養を摂取することが可能です。
熱湯はNG
青汁は商品によっては熱湯を利用することによって、青汁本来の栄養素に影響を与えてしまう可能性があります。
青汁の粉末を熱湯で溶かして飲む際には、あらかじめ商品の注意事項を読んで、熱湯で溶かすことができるかどうか確認をすることをおすすめします。
このように、青汁の栄養素を最大限摂取したい方は、熱湯に注意して青汁を飲むようにしましょう。
習慣的に青汁を飲んで健康的に痩せやすい生活を目指そう
今回は、これから青汁を飲んで痩せたいと思っている方に向けて、青汁が健康に良い理由から注意点などについて具体的に紹介しました。
青汁を飲むと、「食物繊維」「腸内環境を整える」「満腹感が得られる」「基礎代謝が上がる」などの効果が期待できるため、結果としてダイエットサポートができるということでしょう。
また、青汁を飲むタイミングについては、肥満解消・美容効果・野菜不足・便秘解消などによっても異なるので、あらかじめ飲むタイミングについて調べておくことをおすすめします。