共生の森づくりプロジェクト

モリンガ共生の森づくりとは

★あなたも、わたしたちも人間の健康は自然の健康に依存している

警告を発し世界の主要な生物多様性専門家は、自然界の猛威をふるう破壊が急速に停止しない限り、さらに致命的な病気の発生が将来起こる可能性が高いと述べています。

2020年6月の初めに、国連環境責任者および主要経済学者は、コロナウイルスは「人間の企業活動に対するSOS信号」であり、現在の経済的思考は「わたしたち人間の富は自然の健康に依存することを認識していなかったと述べています。

森林破壊が加速しています。

あなたが木を植えない限り、自然の生態は自然には回復してくれません。あなた自身が自然との会話を楽しんで木を植える活動がより良き未来につながります。

アリストテレスの教え

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、地上のあらゆる物は火・水・土・空気の4元素から   構成されていると考えたそうです。

火をもった人間が傷めた「森」や「水」や「土」や「空気」の現実の姿を正しく知ることは、地球に暮らす人間活動の基本です。

大地に育つ「森」により「水」と「空気」の循環が正常に働くことがすべての「生命」の持続性を維持していることを再認識することが地球で生き続けるために必要です。

森のチカラ

あなたの人体の機能は、植物がつくる炭水化物をエネルギー源にしています。

植物がつくる炭水化物やビタミンを食べて、動物はみんな生きています。生態系も食物連鎖

も植物から始まっています。

なかでも森林は、二酸化炭素を吸収・貯蔵し、生物多様性と国土の保全・水源の涵養・水質

の浄化など人間の生存に不可欠な様々な機能を持っています。

木を植えること

地域固有の樹種を使用して生物多様性の保護のための植林を中心に行って、自然の再生を目指すことが一番です。

樹木は大気中の炭素を隔離し、土壌塩分を減らし風と水の浸食を防ぎ生物の多様性を高めて在来の動物の生息地を回復します。

植林は地元の人々の雇用を創出し、地域の活性化を支援します。

木が雨を呼ぶの言葉の通り、安定した降雨量の増加により植物の成長に貢献します。

◎植林活動の効用は?

❖地球の気候変動対策と自然環境を創造するこの活動を通じて、広く一般の人々に環境への

真のコミットメントを示します。

★企業にとっても積極的で費用対効果の高い環境対策です。

森のない地球に人類の未来はない

地球誕生から46億年、生命誕生から38億年、人類の誕生は700万年前です。

地球という壮大な歴史からすれば、人間もその歴史の一場面を創るだけの存在過去の       どの文明森を無くしては滅んできました

今回は、過去の文明と違って、その規模が地球規模で起こっているから深刻です。
人類の文明が始まる前の8000年前には60億ヘクタールあった地球の森林は、          現在44%も失われて34億ヘクタールになっている。

そのうえ残された森林もとても劣化が進んで、実質的には80%も失われて20%しか残されていま

せん。その上,減少のスピードが最近の30年間に激しく、加速度的に減少し、このままでは数十年以内に地球上の森は無ってしまうという予測もあります。

そのような背景から、

インドネシアの孤島モロタイ島でプロジェクトを始動しています。

モリンガでモロタイ島おこしプロジェクト支援募集中!

※参加して頂くとモリンガ10本をモロタイ島に植えます

https://congrant.com/project/agfn/2020

あなたも呼吸をしながら、空気を汚しています。人一人年間320kgのCO2を排出しています。

自分の分だけでもモリンガを植林をして、次世代に付を残さない生活を選択してください。

★熱帯雨林再生20年間の植林活動から得られたもの

★熱帯雨林の保護と再生を目的として1999年よりインドネシアの東カリマンタン州とバリ島にて寄付による植林を実施してきたが、今日の地球人類が直面する気候変動と飢餓貧困の課題解決に貢献できる樹種として、奇跡の木と呼ばれる「モリンガ」との出会いがあり、この樹木の植林で人と自然、地域の人々との共生できる植林事業で、地域おこしに貢献したい。

 



❖様々な参加貢献方法

生命を守る「モリンガ」植林を普及する

★随時寄付 思いついただけいつでも、いくらでも貢献
URL:https://congrant.com/project/agfn/1992

緑豊かな地球を次世代に引き継ぐ

★マンスリーサポーター(継続寄付) やめてはいけない活動だから継続寄付
URL:https://congrant.com/project/agfn/2004

インドネシアモロタイ島でモリンガ島おこし共生の森づくり支援
クラウドファンド1口5000円にて募集 8月5日から9月20日まで

※参加して頂くと1口10本のモリンガをモロタイ島に植林させて頂きます。

URL:https://congrant.com/project/agfn/2020

 

❖家族として10本植林する
自分や自分の家族、そしてみんなの地球が健康に生き続けることを願ってモリンガの普及に取り組んでいます。

あなたがモリンガの製品を消費することでより良い社会づくりに貢献できます。

 

❖法人(企業や団体)として地球に貢献する

参考
インドネシア共和国北マルク州モロタイ県における油脂植物ポンガミアのテスト植林
Morotai Biomass plantations Project

緑の募金プロジェクト調査報告

インドネシア北マルク州南モロタイ県ダルバ郡に
おける「ポンガミア」の植林事業プロジェクト


インドネシア国内でも最北東端の大変な僻地にあり、石油、石炭などエネルギー原材料は島外からの供給に頼っている。モロタイ島は植民地からの解放後もインドネシア国内では東北端に位置し経済を支える交通網が十分でない中、経済発展対策も遅れがちで、原材料の未入荷もあり、現在でも地域別に計画的に停電する状況である。
一方で植民地時代や戦時中さらには独立後、収入を得るために木材が切り出されて、その後の植林が行われてこなかった。このために森が破壊されたままの土地がある。島民の民生向上と安定のためにこの荒れ地にオイルを供給し、しかも非食用樹種の「ポンガミア」を植林して、森の再生とバイオマスエネルギーの持続的な供給を目指す。

このことが島民の就労機会の提供など島の経済の活性化に貢献できる。同時に食用など幅広い活用が期待できる「モリンガ」の植林により島の経済活性化に貢献したい。 このモデル事業が成功すれば、島の多いインドネシア共和国の持続的な地域経済の基盤づくりに貢献でき、ひいては地球規模の課題、二酸化炭素の排出量の低減につながる。

場所(☆)

インドネシア共和国北マルク州南モロタイ県ダルバ在住のHaji Abas Moh Djen氏の土地を予定していたが、到着3日前に急逝されたためもありご子息のFadil Abas氏の 土地に変更し実施した。(ダルバ市内から車で約1時間、徒歩30分)の土地に実行※今後は県の所有地での実行を計画している。

事業内容

北マルク州南モロタイ県のダルバ市郊外の森林荒廃放棄地の雑木の除去を行い、草刈など地拵えを行い、1haあたり約650本のポンガミアを植林、森林の再生と4年以降の種子の収穫を目指す。 この種はインドネシア国内でも自生しているが、あまり注目されていない。 インドやオーストラリアでは種子収穫のための植林プロジェクトが行われている。地域の住民の代替エネルギー源としてこの植林までを実行しモデル林を造成する。その後、造成面積は3年で30haを植林(年度10ha×3年)植林本数は625本/㌶(4m×4m)合計 6,250本/年を実施。20kg/本×625本=12,500kg種子、オイルの収率40%とすると5,000kg/㌶のオイルが得られる計画である。将来的に現地で小規模の搾油機を導入し、地場発電、漁船燃料として供給する計画です。

ポンガミアとは?

ポンガミア(油)(Pongamia Pinnata)は,オーストラリア、インド原産の樹木です。 日本でも、沖縄等では、海岸線等に自生していてクロヨナと呼ばれています。 第2世代のBDF原料油種として、最近特に注目されています。 マメ科の木で、乾燥地、温帯、亜熱帯で育つのは、ジャトローファと同じですが、 毒性が無いために、絞りカスは、高タンパク質で、家畜の飼料として使えるし、採種の機械化も出来る。 加えて、マメ科植物ですので、空中窒素の固定化を行う為、肥料分も少なめで栽培できそうです。最も重要なことは、油の収量が多いということです。

オーストラリア クインズランド州で最も力を入れているバイオエネルギーであり、インドが原生のマメ科植物ポンガミアからのバイオディーゼルである。 ポンガミアの実は油糧が40%あり、1年間、1ヘクタール(ha)の面積で生産されるバイオディーゼルは5トンあり、これはアブラヤシの果実から取れるパーム油と同じで他の油脂植物と 比較しても生産性は良い。 しかもパーム油が食用油であるのに対し、ポンガミアは非食用で食料と競合することも無い。更にマメ科植物の特徴である根粒菌を根に持っていて、この菌が空気中の窒素から窒素肥料を生産し、土壌を肥やす働きをする。ポンガミアは、荒れた土地や塩分を含む土地でも肥料無しで良く育ち、乾燥条件にも耐える有望なバイオマス資源である。

植林現場 モロタイ県、ダルバ市

2016年8月29日植林候補地を視察(Fadil Abas氏,小坂博氏、宮崎林司及びモロタイ県林業局のSkile氏他3名に案内していただいた。第一の候補地 モロタイ出身で在日12年のアバス氏に現地案内をお願いした。


第三の候補地(↑)いずれの候補地もインドネシア国の島民移住政策で外部から移住者を受け入れたが、これといった換金作物が無く数年で逃げ帰ってしまったので完全な廃村になり、その後の活用が行われていないので放置されているところが何カ所もある。Tododuku村のFadll Abas氏の所有地(使用料無料提供)現況は雑木と灌木、草木の繁茂する荒廃地

地拵え作業


植林現場は雑木と草本が繁茂するところで、チエンソーおよび刈り払い機をリースし、実行した。


地拵え作業の後から見れば、地形的には平坦で植林に取り組みやすい環境だった。土壌的には堆積壌土で 植穴を掘るとサンゴの化石層が出てきた。ポンガミアの生育にはよい土壌と見受けられた。

育苗作業
現場責任者のスディン氏とBIOポット植え
BIOポットに土を詰めポンガミアの種をまく
◎播種による苗が不十分だったので挿し木による育苗を試み、ほぼ発芽して苗木を確保できた。
植林作業


バリックパパンで育苗した苗を植える。

看板の表記内容: この事業はモロタイ島のバイオエネルギーの生産することを目的としてポンガミアの植林を(公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」の活用と緑のボランティアの参加協力により実施されたものです。


公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」を活用させていただき、インドネシアの北東端のモロタイ島で初めての植林に取り組むことが出来ました。在日12年のモロタイ出身の青年の希望=「就労機会の創造を満たせる植林をしてほしい」という申し出と単純に生態系の再生の為だけの植林ではなく「地元の人たちの生計」に役立てる植林をと考えていた自分の希望が重なり、検討を始めたのは3年前のFadil Abas氏の訪問でした。

モロタイ島には何の手がかりもなく、インターネット上でも情報の少ない島でしたが、Abas氏の協力で何とか実行することが出来ました。我々にとっても初めてのプロジェクトですが、モロタイの人にとっても「植林」プロジェクトそのものになじみがない分野のようでした。植林をすること自体もほとんど経験が無く、これまでのインドネシアでの体験とは違ったため試行錯誤の繰り返しでした。

特に育苗に関して、持ち込んだ種子だけでは足りないと考え、インドから直接モロタイにおくりましたが、DHLがモロタイまで行かないということを知らされ、急きょモロタイ島のジャカルタオフィス宛に変更しました。しかし、植物検疫証明などの輸入にかかわる書類一式を添えて届けたのですが、ジャカルタでいろいろと文句を付けられて、法外に袖の下を要求されましたがこれを断り、結果的に輸入できませんでした。

このため、急きょインドネシア東カリマンタン州のポンガミアの植林地でさし穂を確保して何とか植林にこぎつけました。今後の反省として、育苗段階の丁寧な指導が不可欠だと感じました。育苗以外の部分では植林そのものは実行できる素地はあると感じています。この島の人々にとっても、就労機会を創出する貴重なプロジェクトであり、今後も資金を集めて貴重な植林活動を継続したいと考えております。

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