東カリマンタンでもモリンガ植林2020年3月

インドネシアの首都移転がニュースになっていますが、その移転先がカリマンタン島です。インドネシア全図をあらためて見てみるとインドネシの中心に東カリマンタンがあることが判ります。

1998年~99年にかけてこれまでにない大きな規模の森林火災(570万ha)が、カリマンタン島で発生しました。

鎮火直後に訪問した時、身震いがするほどのショッキングな光景に出合いました。

それからあともたびたび森林火災が発生し、最近では2015年~16年にかけて、大規模な森林火災が発生しました。(250万ha)

この地で2000年から火事に強く、乾燥に強い一時植生のチークを選んで、完全に草原になった土地の森林への再生をねがってで植林をし、同時に火事で荒廃し、大木が焼け焦げ、そのあと自然の再生力で二次林になっててしまった土地には、将来、森の主木に育つ、地場の樹種を植林してきました。

2016年までに累計100万本余りの植林に携わってきましたが、振り返ってCO2の吸収量の計算をしてみるととても気候変動に役立つ量には程遠い量でしかないことに気が付きました。

今の地球環境の異変の緩和に早くたくさん貢献するにはどうすればいいかを考えた時、奇跡の植物「モリンガ」に出会いました。

モリンガは一般植物の20倍の成長を期待できる。

これなら現在の気候変動緩和に役に立てる。

現状維持するなら100億本を植林すれば現状維持ができる。

そんな経緯からモリンガの植林普及を推進したいと願っています。

3月14日に東カリマンタンで1000本のモリンガ植林を始めました。

コロナウイルスの関係でツアーを実施できなかったためにYSPの代表として河野さん参加して頂いて植林を実行してきました。

人類の生存に貢献できるモリンガの植林による(共生の森づくり)を始めています

このたび、3月21日に新しいロゴを作成しました。これを機会にいっそうモリンガ植林を推進してゆきたいと願っています。

人とモリンガと鳥が共生するイメージで作成しました。

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