パンデミックでも栄養は最優先事項~免疫力を維持するために
コロナ禍によるパンデミックの時代の中で、もっとも優先されることは、賢い食品を選ぶことで自己免疫力を強化することです。
そのなかで大切なのは、日常生活では忘れられがちですが多様な食生活を持ち、
微量栄養素(ビタミン、ミネラルなど)を多く含む食品を選択することが元気で長生きの基本です。
現在のように、私たちが偏った食物に依存していると次のことにつながります。
「私たちの栄養の多様性の減少、気候変動・害虫・病気に弱い作物(および動物)、
そして栽培する作物の選択肢が限られる農家など」といった類です。
―人間は30万種類の作物を食べることができますが、現在、私たちのカロリーの60%近くは、小麦、トウモロコシ、米の3つから摂取しています。
しかし、豆類は非常に栄養価が高く、二酸化炭素排出量を削減し、土壌の健康を回復することができます。
それらを踏まえて考察してみますと将来に適した作物とは、
予測される気候に耐えることができ、
必要な水が少なく、栄養分が豊富で、劣化した土地、
または限界に達した土地で経済的に良好な収量を生み出すことができる作物だといえます。
未来の食糧を確かなものに
今日、私たちがたくさんの食料を手に入れることを可能にしたシステムは、
現在では私たちの食料供給を脅かすシステムである可能性があります。
収穫量の最大化を追求するにつれて、作物の多様性は失われ、単一の標準化された品種に縮小しました。
単一品種の作物に依存することの危険性を示しています。
このことは過去の歴史的な出来事でも明らかです。
1845年から1849年に、アイルランドで葉枯れ病によりジャガイモが不作となった為、アイルランド人口の20〜25%が亡くなりました。
このように病気、害虫、不安定な気候は、私たちの食糧供給の実行可能性を脅かす可能性があります。
過去の歴史に学んで、より良い未来を!
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