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共生の森づくり

人と森が共に生きる「共生の森づくり」、
私たち人間にとってより住み易く、永遠な地球環境を次世代に引き継ぐためにひきつぐために不可欠な行動が「共生の森づくり」です。
自然が、鳥や動物たちが種子を運んで新しい植物生命を育んでくれていることで「森」を中心とする自然が維持、再生され、私たち人間も生かされています。
しかし、この「共生の形」が経済的な価値を得るために、自然の再生能力を超えて利用され地球環境のバランスが壊れ、気候変動を招いています。
いまこそ「人間」は木を植えなければ、自然は私たちの世代では復元できない状況になっています。
加速度的に増加しているCO2を吸収して、気候変動を緩やかにして次世代に引き継ぐための理想的な形が「共生の森づくり」です。
地元の人たちの生計向上に役に立ち、地球環境の改善にも役立つ植林を進めるプロジェクトが「共生の森づくり」です。

インドネシア共和国北マルク州モロタイ県における
Morotai Biomass plantations Project

緑の募金プロジェクト調査報告

インドネシア北マルク州南モロタイ県ダルバ郡における

「ポンガミア」の植林事業プロジェクト

事業目的 離れ小島の自立バイオエネルギー創出

インドネシア国内でも最北東端の大変な僻地にあり、石油、石炭などエネルギー原材料は島外からの供給に頼っている。モロタイ島は植民地からの解放後もインドネシア国内では東北端に位置し経済を支える交通網が十分でない中、経済発展対策も遅れがちで、原材料の未入荷もあり、現在でも地域別に計画的に停電する状況である。
一方で植民地時代や戦時中さらには独立後、収入を得るために木材が切り出されて、その後の植林が行われてこなかった。このために森が破壊されたままの土地がある。島民の民生向上と安定のためにこの荒れ地にオイルを供給し、しかも非食用樹種の「ポンガミア」を植林して、森の再生とバイオマスエネルギーの持続的な供給を目指す。

このことが島民の就労機会の提供など島の経済の活性化に貢献できる。同時に食用など幅広い活用が期待できる「モリンガ」の植林により島の経済活性化に貢献したい。 このモデル事業が成功すれば、島の多いインドネシア共和国の持続的な地域経済の基盤づくりに貢献でき、ひいては地球規模の課題、二酸化炭素の排出量の低減につながる。

■場所(☆)

インドネシア共和国北マルク州南モロタイ県ダルバ在住のHaji Abas Moh Djen氏の土地を予定していたが、到着3日前に急逝されたためもありご子息のFadil Abas氏の 土地に変更し実施した。(ダルバ市内から車で約1時間、徒歩30分)の土地に実行※今後は県の所有地での実行を計画している。。

■事業内容

北マルク州南モロタイ県のダルバ市郊外の森林荒廃放棄地の雑木の除去を行い、草刈など地拵えを行い、1haあたり約650本のポンガミアを植林、森林の再生と4年以降の種子の収穫を目指す。 この種はインドネシア国内でも自生しているが、あまり注目されていない。 インドやオーストラリアでは種子収穫のための植林プロジェクトが行われている。地域の住民の代替エネルギー源としてこの植林までを実行しモデル林を造成する。その後、造成面積は3年で30haを植林(年度10ha×3年)植林本数は625本/f(4m×4m)合計 6,250本/年を実施。20kg/本×625本=12,500kg種子、オイルの収率40%とすると5,000kg/fのオイルが得られる計画である。将来的に現地で小規模の搾油機を導入し、地場発電、漁船燃料として供給する計画です。

■ポンガミアとは?

ポンガミア(油)(Pongamia Pinnata)は,オーストラリア、インド原産の樹木です。 日本でも、沖縄等では、海岸線等に自生していてクロヨナと呼ばれています。 第2世代のBDF原料油種として、最近特に注目されています。 マメ科の木で、乾燥地、温帯、亜熱帯で育つのは、ジャトローファと同じですが、 毒性が無いために、絞りカスは、高タンパク質で、家畜の飼料として使えるし、採種の機械化も出来る。 加えて、マメ科植物ですので、空中窒素の固定化を行う為、肥料分も少なめで栽培できそうです。最も重要なことは、油の収量が多いということです。 オーストラリア クインズランド州で最も力を入れているバイオエネルギーであり、インドが原生のマメ科植物ポンガミアからのバイオディーゼルである。 ポンガミアの実は油糧が40%あり、1年間、1ヘクタール(ha)の面積で生産されるバイオディーゼルは5トンあり、これはアブラヤシの果実から取れるパーム油と同じで他の油脂植物と 比較しても生産性は良い。 しかもパーム油が食用油であるのに対し、ポンガミアは非食用で食料と競合することも無い。更にマメ科植物の特徴である根粒菌を根に持っていて、この菌が空気中の窒素から窒素肥料を生産し、土壌を肥やす働きをする。ポンガミアは、荒れた土地や塩分を含む土地でも肥料無しで良く育ち、乾燥条件にも耐える有望なバイオマス資源である。

■植林現場 モロタイ県、ダルバ市

2016年8月29日植林候補地を視察(Fadil Abas氏,小坂博氏、宮崎林司及びモロタイ県林業局のSkile氏他3名に案内していただいた。

  • 第一の候補地 モロタイ出身で在日12年の
    アバス氏に現地案内をお願いした。

第三の候補地(↑)いずれの候補地もインドネシア国の島民移住政策で外部から移住者を受け入れたが、これといった換金作物が無く数年で逃げ帰ってしまったので完全な廃村になり、その後の活用が行われていないので放置されているところが何カ所もある。
Tododuku村のFadll Abas氏の所有地(使用料無料提供)現況は雑木と灌木、草木の繁茂する荒廃地

■地拵え作業


  • 作業前の現場

植林現場は雑木と草本が繁茂するところで、チエンソーおよび刈り払い機をリースし、実行した。

地拵え作業の後から見れば、地形的には平坦で植林に取り組みやすい環境だった。土壌的には堆積壌土で 植穴を掘るとサンゴの化石層が出てきた。ポンガミアの生育にはよい土壌と見受けられた。

■育苗作業


  • 現場責任者のスディン氏とBIOポット植え

  • BIOポットに土を詰めポンガミアの種をまく

◎播種による苗が不十分だったので挿し木による育苗を試み、ほぼ発芽して苗木を確保できた。

■植林作業


  • バリックパパンで育苗した苗を植える。

看板の表記内容: この事業はモロタイ島のバイオエネルギーの生産することを目的としてポンガミアの植林を(公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」の活用と緑のボランティアの参加協力により実施されたものです。

公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」を活用させていただき、インドネシアの北東端のモロタイ島で初めての植林に取り組むことが出来ました。
在日12年のモロタイ出身の青年の希望=「就労機会の創造を満たせる植林をしてほしい」という申し出と単純に生態系の再生の為だけの植林ではなく「地元の人たちの生計」に役立てる植林をと考えていた自分の希望が重なり、検討を始めたのは3年前のFadil Abas氏の訪問でした。
モロタイ島には何の手がかりもなく、インターネット上でも情報の少ない島でしたが、Abas氏の協力で何とか実行することが出来ました。
我々にとっても初めてのプロジェクトですが、モロタイの人にとっても「植林」プロジェクトそのものになじみがない分野のようでした。植林をすること自体もほとんど経験が無く、これまでのインドネシアでの体験とは違ったため試行錯誤の繰り返しでした。
特に育苗に関して、持ち込んだ種子だけでは足りないと考え、インドから直接モロタイにおくりましたが、DHLがモロタイまで行かないということを知らされ、急きょモロタイ島のジャカルタオフィス宛に変更しました。しかし、植物検疫証明などの輸入にかかわる書類一式を添えて届けたのですが、ジャカルタでいろいろと文句を付けられて、法外に袖の下を要求されましたがこれを断り、結果的に輸入できませんでした。
このため、急きょインドネシア東カリマンタン州のポンガミアの植林地でさし穂を確保して何とか植林にこぎつけました。
今後の反省として、育苗段階の丁寧な指導が不可欠だと感じました。育苗以外の部分では植林そのものは実行できる素地はあると感じています。この島の人々にとっても、就労機会を創出する貴重なプロジェクトであり、今後も資金を集めて貴重な植林活動を継続したいと考えております。

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